DVD 『蟲師』
![]() | 蟲師 (通常版) (2007/10/26) オダギリジョー.大森南朋.蒼井優.江角マキコ.他 商品詳細を見る |
時間がなくて、ずっと観られませんでした。
日曜日にようやく観る時間を作ったのですが、
途中ですっかり寝入ってしまいました。
床暖房が温かかったせいだけではなくて、
この映画独特の「間」のせいじゃないかと。
オダギリ演じるギンコが
次々と人につく蟲を退治していくのかと思いきや
(そのあたり、『どろろ』的イメージがありました)
いたってのんびりと蟲に向き合っていく展開。
せいぜい、淡幽の家での出来事がドキドキハラハラの山場で
最後も「へ?それでオシマイなの?」という感じ。
それでも、その穏やかな展開が逆に新鮮で、
画面のこちら側まで森が続き、蟲が舞い、
ギンコと虹郎と一緒に田んぼのあぜ道を歩いているような
そんな錯覚を覚えるほどでした。
マイナスイオンたっぷりの映画といいますか。
この映画で改めて感じたのは、
大森南朋ってやっぱりスゴイなと。
ヒトクセあるダークな役柄も熱血漢も
こういう夢見る明るい青年も
この人の根がそういう人なのかなと思うほど
すっかりハマりきってしまうのがスゴイなと。
それから蒼井優ちゃん。
淡幽は物書きですから、姿かたちだけでなく
指先の動きの美しさが重要な役どころ。
この子、まだ22歳なんだよなーとビックリするほど
洗練された、風になびくような指先に
しばし見入ってしまいました。
オダギリは、いつもながら、主役なのに
どこか一歩引いた印象を漂わせていますね。
逆に彼は、脇に回ったときや
複数の主演クラスの役者が揃ったときに
否応なしに存在感を増すという印象。
一役者という関わり方ではなく、
監督的、プロデューサー的な視点を持って
全体のバランスを考えているからなのかも。
大友克洋監督、初の実写映画ということで
かなり注目度が高かった割に
あまり公開後に騒がれなかったのは、
私が寝てしまったように、
今の人にはあまりなじまない「間」があるし、
一度観ただけでは理解しきれない世界観でもあるし、
まあ、一言で言えば「よかった!」と
脳天に響く映画ではないということでしょうか。
映画の中の蟲たちのように、
じわりじわりと効いてくる、そんな気がしました。
ケチって通常版を買ったのですが、
おそらくこれから何度も観ると思うので、
蟲箱版にすればよかったな。。。
ちょっと後悔してます。
ももやんのオススメ度 ★★★★☆
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『AKIRA』の大友克洋監督が漆原友紀の人気コミックを、オダギリ ジョー主演で実写映画化したファンタジー巨編。不思議な生命体“蟲”を研究する青年・ギンコは、旅の途中、淡幽という少女との出会いによって蟲に憑かれてしまい…。通常版。
- Posted at:
- 2007年
- 12月
- 06日
- (木)
- 09:59
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